在宅・通所・短時間勤務・合理的配慮

短時間勤務から伸ばすための考え方

短時間勤務を逃げではなく継続可能性の設計として扱い、週3日・1日4時間から段階的に伸ばす相談軸をまとめます。

I.guide2026-07-01

短時間勤務は、働く時間だけでなく回復時間まで含めて設計するための入口です。

この記事は「短時間勤務をどう段階的に伸ばすか」に焦点を当てます。短時間から始める全体像は短時間勤務から始める障害者雇用をご覧ください。

週3日、1日4時間などから始める場合、翌日の崩れ、欠勤連絡、作業量、収入不安を同時に見ます。

伸ばす時は、時間、日数、作業難度、人との接点を一度に増やさないことが大切です。

A型3時間勤務から伸ばすステップ例

段階増やす前に見ること増やさない方がよいサイン
A型で1日3時間翌日の回復、昼食、トイレ、欠勤後の戻り方。帰宅後に寝込む、翌日まで崩れる、連絡が難しい。
週10時間前後通勤込みで週の生活リズムが保てるか。通勤だけで消耗し、作業に入る前に限界が来る。
週20時間前後短時間労働として、休憩・会議・作業量を調整できるか。勤務時間は伸びても、翌日の回復や欠勤後の復帰が追いつかない。
週30時間以上通常勤務寄りの負荷に、仕事内容と人との接点も耐えられるか。時間、難度、人間関係が同時に増えて体調が読めない。

勤務時間だけを成果にしないでください。翌日の回復、通勤、昼食、トイレ、欠勤後の戻り方まで含めて、2.7%時代の準備ガイドと一緒に相談メモへ落とします。

相談メモに落とす

聞くこと

勤務日数、連絡方法、休憩、評価、困った時の相談窓口、体調が落ちた日の戻り方を確認します。

伝えること

診断名の説明より、困る場面、業務への影響、代替案、見直し時期を短く伝えます。

II.faqpractical questions
この記事だけで働き方を決めてもよいですか。

決め切るためではなく、相談材料を作るための記事です。個別判断は支援者や窓口へ確認してください。

診断名は書かない方がよいですか。

必要な場面はありますが、診断名だけで終わらせず、仕事で困る場面と調整案を添える方が伝わりやすくなります。

希望した配慮は必ず認められますか。

必ず希望通りになるとは限りません。業務内容、職場状況、過重な負担、代替案を含めて対話します。

A型/B型の利用中でも読めますか。

読めます。A型/B型から障害者雇用へ移る前のメモ作りにも使えます。

相談先はどこですか。

市区町村窓口、相談支援専門員、ハローワーク、障害者職業センター、支援員、主治医などが候補です。