Workplace · B型の通所ペース

B型は週何日・何時間?欠席・在宅利用を確認する

B型の通所日数や時間に全国一律の答えはありません。本人の状態と個別支援計画、事業所の作業・支援体制を確認し、欠席した日や在宅を希望する日にも支援が途切れない条件を見学で聞きます。

先に結論:「B型は週○日」「休むと工賃が必ずゼロ」「B型なら在宅でできる」という一律の答えはありません。開始日数・時間、欠席連絡、作業量、工賃、在宅の可否と支援方法を、事業所と市区町村に個別に確認してください。

通所日数・時間は何で決まる?

B型は雇用契約を結ばず、生産活動や訓練などを通じて知識・能力の向上や維持を支援するサービスです。利用の可否や支給量は本人の状態・希望と市区町村の支給決定で確認し、実際の開始日数・時間や作業内容は個別支援計画と事業所の運用で調整します。

確認項目見学で聞くこと
始めるペース週何日・何時間から始められるか。増減をいつ、誰と見直すか。
一日の流れ作業、休憩、昼食、送迎、終業時刻、途中退席の扱い。
欠席・遅刻連絡方法・締切、体調不良時の相談先、戻る日の調整、工賃への影響。
作業と支援作業メニュー、変更の相談、体調の記録、個別支援計画の見直し。

欠席した日の確認

欠席・遅刻の連絡方法、作業の振替、工賃の算定、昼食や送迎の費用、連続して休んだときの面談や支援再開の手順は事業所ごとに異なります。休むことを隠して続けるのではなく、「どの段階で連絡するか」「次にいつ相談するか」「戻るとき何を変えるか」を決めておくと、ペースを調整しやすくなります。

事業所を変える・退所する場合も、本人の希望と支給決定、引継ぎを支援者・市区町村と確認します。欠席の回数だけで次の選択肢を決めるページではありません。

在宅利用は「B型なら自動」ではない

厚生労働省の在宅利用に関するガイドライン等では、在宅でのサービス利用を希望し、在宅利用による支援効果が認められると市町村が判断した利用者に対し、事業所が一定の支援要件を満たす場合に報酬を算定する整理が示されています。B型の在宅利用は、一般企業のテレワークや単なる課題の持ち帰りと同じではありません。

ガイドライン等には、作業・訓練メニューの確保、1日2回の連絡・助言・進捗確認と日報、緊急時対応、訪問・通所・ICTを使った週1回の評価、原則として月1回の訪問または通所による評価などが示されています。資料は制度上の要件を読むためのもので、現在の自治体・指定権者・事業所の運用は必ず個別に確認します。

厚生労働省は2026年4月13日の事務連絡で、本人の同意と事前アセスメントを経て市町村が支援効果を判断すること、作業の指導・相談を伴う支援は原則対面で行うこと、オンライン支援は定められた要件をすべて満たす場合に限ることを改めて周知しました。緊急時に職員が速やかに利用者のもとへ駆けつけられる体制も確認事項です。事務連絡本文は自治体向けの技術的助言で、令和9年度報酬改定での見直しは検討中としています。検討段階の内容を、改定済みの制度として扱わないようにしてください。

在宅を相談するときの言い方:「通勤のどの負荷を下げたいか」「自宅でできる作業は何か」「連絡・評価・緊急時の接点をどう残すか」「通所と組み合わせるか」を分けて伝えます。

工賃と利用料も分けて確認する

在宅や短時間にした場合の工賃、作業実績の扱い、利用料、昼食・交通費・送迎などの実費は別々の項目です。B型の平均工賃は公表値と工賃規程の見方で確認し、利用料は利用料・自己負担、仕事内容と開始条件は見学先の説明で照合します。

見学時にそのまま聞ける質問

  • 週何日・何時間から始められ、体調に合わせた変更はできますか
  • 欠席・遅刻は誰に、いつまでに、どの方法で連絡しますか
  • 休んだ後に戻るとき、面談や作業変更はありますか
  • 在宅日にはどんな作業と支援がありますか。作業中の指導・相談は対面かオンラインか、緊急時に職員がどう動くかを教えてください
  • 在宅と通所を組み合わせる場合、月・週の予定と見直し時期はどう決めますか

利用条件の入口はB型の利用条件、見学メモは見学で聞くことリスト、在宅勤務との違いは在宅・ハイブリッド・サテライトの比較へ進んでください。

最終更新:2026-09-25 確認日:2026-09-25 根拠:厚生労働省「障害福祉サービスの内容」「就労系障害福祉サービスにおける在宅でのサービス利用にかかるガイドライン等」「在宅支援の要件遵守の徹底について」(2026年4月13日)「サービスの利用手続き」